吹奏楽をやりたいけれど

高校生のときは、朝から夜まで練習して、22時を過ぎてもまだ学校にいる、なんて日もあったくらい、部活ばっかりやっていた。(そうやって勉強から逃げていたんだと今は思います。)

 

大学生になってからは、友人とゆるゆるジャズサークルをやったり、高校OBGの演奏会などにたまに出るくらいだったので、毎日楽器を吹くなんて日常からは遠く離れてしまいました。

 

吹奏楽をやるにはお金も時間もかかるし、音楽よりも旅することに重きを置いていたのです。

 

それでも完全に離れ切ることはできないんですよね。今でも吹奏楽曲を聞くたびにどうしようもなくワクワクするし「客席じゃなくて舞台にいたい」とやっぱり感じます。

 

となると、お金と時間の問題をどうにかする必要がある。

 

大人の吹奏楽って、なかなか高額な趣味ですよね… もちろん吹奏楽団の練習場所代もいるし、演奏会を開催したり、さらにコンクールにも出るならホールの使用料や講師代もどんどんかさむ。

 

そしてクラリネットはそこそこお金のかかる楽器なのだ〜。 今から再スタートするなら万単位のお金がさらさら消えることは目に見えている。泣

 

… それなら吹奏楽はたまに復帰するくらいにして、航空券代にまわそう。と大学時代は考えていたわけです。

 

 

もう一つの問題は時間です。

 

土日を吹奏楽団での練習にあてられる?

そこがまず問題である。

 

そしてそれだけで楽しめるようになるかな。

 

今でもぱっと楽譜を読んで音を出すくらいはできると思うけど、高校時代よりも下手くそになっていることを自覚したまんま吹奏楽をするのはつらいです。(完璧主義… 笑)

 

毎週末だけでも楽器を吹く習慣ができれば、ある程度の技量を維持できたりするんですかね。

 

 

大学生のときも地域の吹奏楽団に入ろうかと何度か悩んだけれど、納得のいくレベルで練習できる自信がなかったから踏みとどまった。

 

だけどこの関係性を続けていくのも嫌だな。泣

 

高校OBGで吹奏楽をやったとき、50代くらいの人たちが特に輝いて見えた… こうやって楽器を続けていけばこんなに生き生きと演奏できるようになるんだ。と思ったし、音楽のある人生はやっぱり素晴らしい…

 

一般の吹奏楽団って、音楽のある人生を諦め切れない人たちの集まりなのかな。わたしもそっちに入りたい。というのが本音だろうけど、今は吹奏楽もできない世の中。なんて世界だ。