広く厚く

昨日ブログを更新した後、大学時代の教授に「世界を広く厚く見れる人になりなさい」と言われたことを思い出した。

 

話してくれたのはキリスト教の科目を担当する教授。(私の大学はミッション系だったのでキリスト教が必修科目だった。)

 

世界を広く見るというのは、文字通り広い視野を持つことで、一般にもこちらの重要性はよく認識されていると思う。

 

対して世界を厚く見るというのは、関わる一人ひとりの人間模様やリアリティーまで見つめることだと教えられた。

 

人それぞれ世界の見え方は違うから、あなたの目の前にいる人は、どこから世界を見ていて、その人にはどういう世界が見えているのか。一人ひとりの視座を想像できる人間になりなさいと言われた。

 

そのためにも沢山の人に会っていろんな人の話を聞きましょう。という話で終わり。

 

私の学部は「社会を良くしたい」みたいに意気込む学生も結構いたので、一人ひとりのリアリティーを想像もせずに勝手に立案するな。っていう警笛だったのかもしれません。

 

 

 

授業の大筋よりもこういう小話を意外と覚えていたりする。

 

今回はたまたま思い出せたので、忘れないうちに書いておくことにしました。