日本の外に目を向けるきっかけ?

私の家は、海外旅行とは無縁です。

 

海外で事件が発生する度に「やっぱり日本が一番やで」と言うような両親のもと、育ちました。

 

だから「日本以外にも面白い国があるんだ!」という気づきは、大体学校関係者から得ています。

 

 

最初のきっかけをくれたのは、中学生のときに来てくれた、英語の教育実習生かも。

 

めちゃくちゃ面白いエジプト旅行の話をしてくれて「外国って何だか楽しそう」と感じたことを覚えている。

 

海外のリアルな話を聞くのは、あれが初めてだったかもしれないな。

 

あの教育実習生は、どこかダルそうに話す人で、先生受けは悪そうだった。

 

結局教師には、なっていなさそうなイメージだけど、ああいう面白い人が、各学年に1人はいて欲しい。という個人的願望がある。笑

 

 

 

その次のきっかけは、世界史の資料集かもしれない。

 

とにかくタージマハルのフォルムが好きだった。あの屋根の丸み、最高。笑

 

それからインドのことを調べるうちに、インドの神さまにハマり、友人からもインドの本をプレゼントされる程「インド インド」と考えていたかもしれない。

 

 

 

その次は、高校生のとき、講演に来てくれたお医者さん。

 

パレスチナとか東ティモールとか、震災後の東北で活動している人だった。

 

ギターの弾き語りをしながら世界各国の写真を見せてくれたり、そこで出会った人とのストーリーを聞かせてくれる。

 

最後に「世界は君を待っている」みたいなかっこいいフレーズが、ババーン!と映し出されて、完全に心を掴まれましたとさ。

 

あの先生と話してみたくて、放課後の校長室前で出待ちをして、一緒に写真を撮ってもらった。

 

実は大学生になってからも、その方の講演(というよりライブパフォーマンスみたいなものです)を見に行ったのだけれど、そのときは声を掛ける勇気がなく、そそくさと退散した。

 

いつか自信を持って再会できるだろうか。

 

 

 

まあ、そんなこんなで、大学に行ったらバックパッカーがたくさんいたので、私も日本の外に出ることができました。

 

いつのまにか失ってしまったインド愛も、再び燃やしたい。笑

 

この次はどこに行くのでしょうか。

 

そしていつになるだろう。