病院が苦手すぎる
わたしは病院にまつわるものがウルトラ級に苦手です。
中学生のある日、ノロウイルス(だったかなあ。)になったのだが、発症二日目から錠剤を飲めなくなった。
だからガンガンのガンガンに薬を砕いて、1mmくらいの欠片だけを口に入れて全部飲んだことにしていた。
あれから大学を卒業するまで、救急搬送されたときを除いては、病院に行かずに、薬を飲まずに過ごしてきたのだ。(眼科や健康診断を除く。)まじで本物の病院嫌いだと思う。
発熱したときは寝るだけ。
インフルエンザの予防接種も拒否。
自分が重い病気(睡眠だけで治せない病気)にかかったときは、それがわたしの寿命になると考えていた。
「そういう病気になったらそれが死ぬときだから、遺灰をガンジス川に撒きにいってね」
「はあ?あほか」
みたいなお願いを母にしていたのだけれど、わたしにとってはまあまあ本気の話だったのである。
とにかく病院に行きたくない!!この気持ちが強すぎる。
高校生のとき、医師の講演会に魅了されたわたしは医療分野に憧れを抱いたけれど、その想いも半日くらいで消え去った。看護師たちの「慣れたらいける」なんていうレベルにわたしはいない。
手術シーンも見たくない。
両サイドに病院が集まっている道が近くにあるのだが、そこを通るだけでも心を圧迫される。
救急車が通り抜けるのも苦手。
こんな小さな薬にわたしの身体を変えられるなんて、中身は一体なんなのさ?(怖)
みたいなことを考えていた人。
だけど大学を卒業してから、ようやく薬を飲み込めるようになったし、ちょっとずつ改善されてきた。
それでもやっぱり病院が苦手。
というか苦手すぎると思う。どうやったら克服できるのか。
病院に行きたくないからコロナにかからないように頑張るけれど、もしも感染して重症化してまったら… わたしは生きることを選ぶのかしら。
ああ、わたしの死ぬときが来たんだわ。
なんてこと、本当に重い病気になったら口にできないだろうなって普通に想像すれば分かるんですけど、本当に本気で病院が苦手すぎるんです。
どうにかしてもう少し克服しないと、本当に病院に行かなければいけないときに大変な目に合いそう。
やっぱりわたしは人類の進歩についていけてないと思う。笑